人は、恥をかきかき生きるもの

僕はプライドが高いほうだからかな? 恥ずかしいと思うこと、よくあるよ。猫だしね。人間もそうらしいね。そして、よく悩むらしい。だから、松岡教授が言うんだ。「人間は皆、恥をかきかき生きるもの」、そう気がつくとラクになるよって。

教授は10代のころ、「いなくなってしまいたい」と思うことがよくあったそうだよ。「自分のしたことが恥ずかしい」、そう思って、くよくよ悩んだりしたんだって。でも、大人になって…40代になってからかな? あるときふと気がついたらしい。「人間は恥をかいて、それを積み重ねていくんだ。恥をかきかき生きていくものなんだ」って。そう気がついて、心からそう思ったら、スーッと気持ちがラクになったし、積極的にもなれたんだって。

みんなも、恥ずかしいことがあって、落ち込んだり、悩んでいるかもしれないね。でも、人間誰にだってそんなことがあるんだって。ちょっと一息ついて、気にしないで、ラクになれるといいな。

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ロンドン、ハイドパーク。
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夏休みも終わり。そうだ、図書館に行こう!

猫社会も案外厳しいけど、人間社会も大変そうだね。

ついに夏休みが終わる。学校にはどうしても行けない。でも、お家にもいられない。そんな人、結構いるらしいね。だったら、とりあえず図書館に行ってみて、やり過ごしてみるのもいいんじゃないかな? 松岡教授がそう独り言のように言ってたよ。

教授も図書館には、ずいぶん助けられたらしいよ。引きこもりがちだった小学生のころ、よく図書館で過ごしたんだって。そのとき、いろいろな本に出会い、影響され、考えたらしい。それが今でも生きるうえでの土台になってるみたいだね。

大学生のころもずいぶん悩んでたらしいよ。生きる意味、虚無感、哲学…。青春時代によくある悩みなのかな? そんなとき、図書館で偶然に魯迅の言葉に出会った。この言葉、涙で噛みしめたんだって。確か、以前にこのブログで話したよね。

図書館は、知識の森。いろんな出会いやきっかけがあるよ。今はエアコンが効いてて、涼しいしね!(^^)! どうでしょう。少し悩んでいる人は、図書館に行ってみてはいかがでしょうか?

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イギリス、湖水地方、ジョン・ラスキン邸の庭。

今の日本、生きてるだけでラッキー!

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数十万年前に最初の噴火が始まったと言われている、霊峰・富士山。

「戦争のない今の日本に生まれて、ホントにラッキー」。8月15日、終戦記念日に、松岡教授はしみじみ言ってたよ。これって、ものすごい確率でラッキーなんだって!

まず、人類史上から見ても、ラッキー。日本で争いのない平和な時代ってここ70年くらいのことらしい。それまでは、ずっと何らかの争いをしてたんだって。仮に地球に人類が誕生したのを約700万年前とすると、そのとてつもなく長~い歴史の中で、僕たちがこの「平和な時代」に生きている確率は、70年/700万年、だいたい10万分の1、数字で言うと0.00001ぐらいらしいよ。

次に、日本に生まれる確率を見ても、ラッキー。仮に、世界を76億人の人口、そのうち日本の人口を1億2000万人とすると、僕たちが今の日本に生まれてこれた確率は1億2000万人/76億人、だいたい0.016なんだって。

つまり、「今の時代」の「平和な日本」に生まれてこれた確率って、0.00001×0.016≒0.0000016という……これはもう、奇跡に近いんじゃないかって! だから、僕たちは運がいい、生きているだけでラッキーなんじゃないかな?って、ニコニコ話していたよ。そう聞くと、もしいろいろなことがあったときでも「あ~あ、困ったな~。でも今ここに生きてるだけでラッキーなんだ」って思えてくるし、「もっと、命と平和を大切にしなきゃいけないんじゃないかな」って思えてくるよね!(^^)!

ちょっと足りない、が丁度いい

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グリコのおまけ。大阪府、江崎記念館にて。

ちょっと足りない、ぐらいが丁度いい。デザインを考えるとき、松岡教授はよくそう意識するんだって。完全なものではなくて、あえてちょっと欠けている部分を残しておく。そうすると、味が出たり、飽きなかったり、ときにはユーザーが自分の好きなように仕上げたり。例えるなら、満月ではなくて、ほんのちょっぴり欠けている月。不完全の美っていうのかな。いっぱい足りないのは困るけど、ほんのちょっとの余白のようなものが、デザインも、生活も、人生もむしろ素敵にするのかな?

満員電車

人間は毎朝、大変だね。松岡教授も、満員電車は苦手らしい。でも、そんなとき、身動きできずに他人と密着してすごすとき、教授はよくこんな想像をするんだって。

「僕はもう、死んでいる。でも、なぜか今生まれ返って、もう一度この世に戻ってきている。たった一週間だけ許された命だけど…」。

…そんなことを想像すると、目に映るすべてのことが新鮮に思えて。電車の中で僕にもたれかかってくるオジサンも、窮屈な中で無理やりゲームする若者も、みんなみんな愛おしくなってきて。「ああ、この一週間、大切にして頑張ろう」って自然に思えるんだって。教授の想像って、不思議だね。

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南京錠がびっしりとかけられた、ケルンのホーエンツォレルン橋。

迷惑かけちゃったら、仲間ができる?

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フィレンツェのホテルのバスルーム。

松岡教授は人に迷惑かけたとき、どうするの?

「え? 僕? とにかく一生懸命に…」って笑って言ってたよ。

人間だから、人に迷惑かけるときもある。大切なのは、そんなときにどう対応するかってことなのかな~? とにかく、心をこめて一生懸命に対応する。そうすると、周りの人にもきっと伝わるよね。教授は、迷惑をかけちゃったら、その人たちと一生の仲間になったこと、何度かあったんだって。迷惑をかけたときって、仲間を作るチャンスだったりもするんだね。

 

就活、その先へ

就活を終え、就職を控えたキミは今、どんな気持ちなのかな?  選んだ仕事は、ホントにやりがいがあるのかな?な~んて、ほのかな不安もあるかもしれないね。

松岡教授も、新人のころは戸惑いもあったと学生さんに話していたよ。でも仕事って、ある程度やり続けたら楽しくなって、「自分が好きなこと」になってきたんだって! そして、その仕事が「世のため人のため」になっていることに気づいたら、ホントの「やりがい」になったんだって。だから、「やりがい」って「自分が好きなこと」に「人のためになること」が合わさるところにあるのかもしれないね。まずは、一生懸命続けてみることなのかな?

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岐阜県、長良川の鵜飼。