『プラスチックの逆襲』~デザイン塾こぼれ話

最近話題になっている、プラスチックのゴミ問題。直径5ミリ以下の微小なマイクロプラスチックが海洋生物の体内に取り込まれ、環境問題、健康問題を引き起こしているという話。そもそもプラスチックは、人間が生み出した人工材料。安価で軽量、思い通りに成形できて実用的と、日常生活のあらゆる製品に活用されてきた。そのわりに「大切」には扱われず、むしろ木材や金属の単なる代替材料として扱われ、ぞんざいに使い捨てにされてきたんだ。それが回りまわって環境汚染を引き起こすなんて、まさに『プラスチックの逆襲』っていえるかもしれないね。

でも、プラスチックには、独自の魅力があるんじゃないか。もっと評価されてもいいんじゃないかなぁって松岡教授は考える。たとえば近年、漆のようにつややかで上質な製品や、3Dプリンタによる美しい造形品が誕生してるんだって。旧来のマットなテクスチャーをもつオールドプラスチックも、ノスタルジックで素敵♡と、再評価が進んでいるみたいだよ。きっと今こそ、悪者になってしまったプラスチックの真価を再認識するときなのかもしれないね。もっと大事に使っていけたらいいなぁ。

IMG_0519プラスチックの逆襲
ラスベガスのホテル・ベラージオのロビー。
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